生命保険
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生命保険とは?
生命保険とは、自分の死亡や病気、ケガ、介護の備えをすることで、自分や家族を守る生活保障の仕組みです。
多くの人が生命保険会社へ保険料を支払い、保険料を負担しあうことで、万が一のときに保険金や給付金を受け取ることができます。
生命保険は「相互扶助」という助け合いの仕組みで成り立っています。
一人でいくらお金を貯めて備えても限界があり、カバーできない部分も出てきます。
生命保険は大勢の人がお金を出し合っているからこそ、必要なときに必要な保障が受けることができます。
また、私たちの生活の中には多くのリスクが潜んでいます。
自分が意識していなくてもある日突然事故に巻き込まれてしまったり、死亡・病気・ケガ・介護などで経済的に生活が苦しくなってしまったり、自分が思い描いてた生活とはほど遠いものになってしまう可能性もあります。
いつ何が起きるか分からないからこそ、いざというときに精神的にも物理的にも身を守れるように備えておく必要があります。
また、人生にはお子様の教育費や老後の生活資金など、時期や目的に合わせて必要になるお金があります。その将来必要となるお金を計画的に準備できる手段としても生命保険は使えます。
生命保険会社と保険契約に関わるのは、契約を結ぶ「保険契約者」、保険の対象となる「被保険者」、保険金や給付金を受け取る「受取人」です。
平成27年に生命保険文化センターが発表したデータによると、生命保険への加入率は89.2%(個人年金保険を含む)と高い割合になっており、約9割の世帯が生命保険に加入しています。
(出典:生命保険文化センター 平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」)
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生命保険の種類
生命保険は、死亡保険・生存保険・生死混合保険・それ以外の保険の4つに分類することができます。
どれも任意加入で入れる保険ですが死亡保険とそれ以外の保険はリスクに備える保険です。生存保険・生死混合保険は貯蓄性の高い保険です。
死亡保険
死亡保険は、保険の対象者となる方(以下被保険者)が死亡した時、または高度障害状態になった時に保険金を受け取ることができます。
主に定期保険・終身保険の2種類があります。
死亡保険は、あくまで万が一何か起こってしまった場合に備える保険ですので、保障期間満了まで無事迎えられた場合は払い戻しがないこともあります。
定期保険
定期保険は、保障期間が定められた保険ですので、保障期間満了しても生存していた場合は保険金は帰ってきません。
ただ、その分保険料が安くなっていたり、大きな保障が受けられたりします。
働き盛りの期間に万が一でも何か起こってしまった場合にその後の家族の生活手段として用いられることが多いです。
また、定期死亡保険の一種で万が一の時に受け取れる保険金を一定期間にわたり分割して受け取れる収入保障保険という保険もあります。
終身保険
終身保険は、保険期間に終わりがありません。
死亡したら保険金が必ず支払われるため、保険料の一部を積み立てることができます。
保険期間が一生涯続くこともあり、定期保険よりは保険料が高めになっています。
場合によっては、大きなお金が必要な時だけ定期死亡保険にして、その期間が過ぎたら終身保険に出来る、定期死亡保険と終身保険が一緒になった保険もあります。
生存保険・生死混合保険
万が一保険期間中に亡くなっても、満了時点で生存していても保険金を受け取ることのできる商品です。
この中には、学資保険や個人年金保険などの商品があります。
ただ、万が一の時の備えるだけでなく、預金や運用の代替手段として将来の資産形成に用いられることもあります。
学資保険
親が保障期間満了まで生存していた場合は満期金や祝い金が支払われ、保障期間満了する前に亡くなってしまった場合は一時金や一定期間にわたって分割する形で保険金の支払いを受けることができます。
一方で、近年死亡保障付ではなく所定の年齢になったら学資保険が支払われる貯蓄機能のみの保険も増えています。
個人年金保険
将来の老後の資金を準備できる保険です。一括でまとまったお金が支払われるわけではなく年金形式で支払われます。
受け取る期間を定める確定年金と、生きている限りずっと受け取れる終身年金があります。
養老保険
保障期間満了まで生存していれば満期金が、保障期間満了までに死亡した場合には満期金と同額の死亡保険金を受け取ることができます。
医療保険
病気やケガによる入院や手術で給付金を受け取ることが可能な保険です。
医療保険
病気やケガで入院・手術等をしたら、所定の保険金を受け取ることができます。
入院・通院の場合はそれにかかった日数、手術の場合は一回で大きな金を受け取れます。
医療保険にも一定期間が保障対象の保険と一生涯続くタイプの保険があります。
定期医療保険の方が保険料は安い傾向にあります。
ガン保険
ガンになってしまった場合に保険金を受け取ることができます。
こちらも一定型と終身型があります。入院日数分の保険料がでたり、手術を受けたらでたりします。
就業不能保険
万が一病気やケガで働けなくなってしまった場合に治るまでの一定期間保険金を受け取ることができます。
こちらは、本当は働いて得られるはずだった所得をカバーする保険です。ですので、もともと働いていることが必須条件になります。
生命保険の保険料の相場はいくら?
生命保険は人生に安心を与えてくれますが、毎月支払う保険料は家計にとって負担になりますよね。
生命保険料はどれくらいの額が一般的なのか、気になっていてもなかなか他の人には聞きにくいことでしょう。
全体の平均額は一世帯当たり月額約32,000円です。
毎月の保険料を30,000円未満に抑えている家庭が全体の約6割以上を占めています。
1人当たりで言うと約16,000円です。
月額の保険料を20,000円未満に抑えている人が約7割います。
出典:(公財)生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」、「令和元年度 生活保障に関する調査」
保険料はなるべく控えたい方が多くいることがわかります。
保険商品は年々進化していっているため、良い保障で比較的安い保険に加入しておくには定期的な保険の見直しが必要です。
生命保険はこんな人におススメ!
★万が一の時に備えたい!
世の中には様々な金融商品が存在していますが、万が一の時に備えることのできる機能を持っているのは保険のみです。
万が一にでも死亡してしまった場合、残された家族の生活に大きな影響を与えてしまいます。
生活を支えている方の死亡保険は、残された家族の将来を守るために優先度が最も高いと言えるでしょう!
また、病気やケガにより一定期間働けなくなり収入が大きく減ってしまう可能性があります。
特に、住宅ローン返済中やお子様の進学時には大きな金額が必要になり、家族に大きな影響を与える可能性があります。
そんな家族の家計を支えている方には生命保険がおすすめです。
★新しい家族が増えた!
生命保険は誰のために保険に入るのかという点で必要な保障が大きく異なります。
家族が増えたときは一度保険の見直し・加入を検討しましょう!
家族が増えると新しいライフイベントが発生したりします。
そんな時を笑顔で迎えられるように生命保険があります。
★人生に大きな変化があった!
人生には、多くのライフイベントがあります。
その時にまとまったお金が必要になることもあります。
そんな人生の大きなイベントを楽しく笑顔で迎えるために準備することが大切です。
生命保険には貯蓄性の高い商品があります。
それらの商品を使ってライフイベントの資金や将来の老後資金を貯えましょう。
結婚・子どもの独立等、様々なライフイベントがあったら一度保険のことを考えましょう!
生命保険の見直しのタイミング!
生命保険に加入したまま、内容を見直さずにそのままにしていませんか?
生活の状況やライフイベントによって、お金が必要になるタイミングや時期、リスクも変わってきます。
そのため、自分のライフステージによって保険を見直す必要があります。
あなたのライフステージにあった最適な保険商品を見つけることが結果的に保険料を抑えることにもなります。
保険の見直しのタイミングはライフスタイルが変化したタイミングで検討することをおすすめします。
保険の見直しのタイミングをご紹介します。
①就職するとき
若いからといって油断は禁物です。
働けなくなった時などに安心して生活できるように掛金が安い若い時から加入するのはおすすめです。
②結婚
独身時代とは違い、万が一何かが起こってしまった場合に配偶者が生活に困らないように保障を見直す必要があります。
自分だけではなくお互いの人生を背負っていく立場としてのリスクに備える必要があります。
③妊娠前
妊娠・出産は、通常は保険の適用外となりますが、帝王切開、切迫早産などの「異常分娩」になった場合には保障の対象となる医療保険もあります。
ただし、妊娠が発覚後はそういった保険に入ることができなくなります。ですので、妊娠前に加入することをおすすめします。
④子育て中
子育てには多額のお金がかかります。
生まれてくるお子さんを安心して受け入れられるように今後必要になる保障の内容を考えておく必要があります。
将来かかる子供の教育費に備えて、学資保険や万が一のための死亡保険に加入することをおすすめします。
⑤住宅を購入
住宅を購入する際は住宅ローンを組むことがほとんどですが、加入する際に「団体信用生命保険」に加入する必要があります。
被保険者が死亡または高度障害状態になった場合は、生命保険会社がローン残高を銀行に支払うことで住宅ローンが返済されます。
万が一の場合でも、安心して生活していただけます。
⑥子供の独立
子どもが独立すると教育費や養育費の心配がなくなります。
一方で老後の生活費や医療費のことを考えないといけないため、死亡保険金を減らして、医療保険や個人年金保険の見直しを検討することをおすすめします。
また、ライフイベントだけではなく次の機会でも保険の見直しは必要になってきます。
⑦保険の更新時期
保険の更新時の年齢や保険料率の関係で、多くの場合保険料が更新前よりも上がります。
ですので、保険料が現在の自分と合うかしっかり考えた上で保険を見直す必要があります。
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ライフプランの作成!
上記のように自分のライフスタイルに合わせて保険は加入・見直す必要があります。
エイプスではお客様一人一人に合わせたオーダーメイドのライフプランをご提供いたします。
そのためにまずは、お客様の夢や目標、実現したいことをヒアリングします。
ただの夢物語で終わらぬように金銭面から具体的かつ現実的な人生の設計を描きます。
STEP1 望むことの確認
夢や目標、実現したいことなどライフイベントを洗い出します。
STEP2 現状の把握
家計収支や貯蓄・負債の現状をヒアリングします。
STEP3 分析と評価
現状のままで将来のライフイベントが実現できるか、将来の収支バランスに問題がないのか分析します。
STEP4 収支プランの改善
お客様の理想に近づくための対策と計画を立てます。
STEP5 万一の時のシミュレーション
お客様に不足の事態が起こってしまった場合のシミュレーションもします。遺されたご家族が安心して暮らしていく上で不足する資金を明らかにしていきます。
STEP6 保障の設計
万一のことがあった際にもお客様やご家族が安心して暮らすことができるような生命保険をご提案させていただきます。
こちらの流れにそって提案させていただくことでお客様に合った最適な保険を提案させていただきます。
生命保険のよくある相談ランキング
1位 保険料が高いから安くしたいんだけど…
保険商品は常に良いものに進化しています。昔入った保険よりも良い内容で安くなることもよくあります。
2位 今の保障がどうなってるのか分からない…
保険は入った時は理解していますが、忘れてしまってる人も多いです。今の保険がどのような内容なのか理解するところから必要な保険を選びましょう!
3位 病気や怪我に備えたい
生命保険では死亡時以外にも病気やケガに備えることもできます!将来のリスクに備えるために一度検討してみましょう!
生命保険の選び方のポイント
掛け捨て型と貯蓄型はどちら?
生命保険商品には掛け捨て型と貯蓄型の保険があります。
貯蓄型の代表例は個人年金保険や学資保険ですが、終身保険や医療保険等でも貯蓄性のある保険はあります。
掛け捨てと貯蓄型により保険料も大きく変わってくるので見比べて検討してみましょう!
全期型と更新型のどちら?
生命保険商品には保険期間が終身や100歳までのような超長期のものもあれば、10年間のような比較的短期のものもあります。
保険期間が10年間のように年数で設定されている場合は、期間満了後に同じ内容の保険であれば、保険会社の定める年齢になるまで自動的に更新していくことができます。
全期型と更新型では保険料が異なるので、比較して検討しましょう!
保険金の受取人は誰?
保険金の受取人は、夫婦なら配偶者、子供がいれば配偶者か子供、単身なら親や兄弟が一般的です。
保険会社ごとに受取人にできる範囲が決まっており、第三者に設定することは難しいです。
必要保障額は?
安心できる生命保険を選ぶには、適切な必要保障額が明確になっていることが大事です。
公的制度の内容を理解し、万一のときの生活費を計算したうえで、適切な必要保障額を明確にしておきましょう。
このように、生命保険は自分や家族を守る「生活保障」の手段です。
自分や家族に必要な保障内容を確認し、目的に合った保険種類を選んで契約することが大切です。
正しい知識を身につけ、上手に生命保険を活用しましょう。
保険のことで悩んだらまずは保険の専門家ほけんプラザエイプスに相談しましょう!
もちろん、無理な勧誘はしません。相談料も無料です。
ご自身に合った保険に加入するためにまずは一度相談してみましょう!
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